ヘルペスとカンジダは、それぞれ第四性病ともいわれている疾患です。
このページでは、ヘルペスとカンジダの症状について詳しく解説しています。それぞれの症状と予防法を知って、正しく対処していきましょう。
口唇ヘルペスと性器ヘルペスの症状

ヘルペスには、口唇ヘルペスと性器ヘルペスの2種類があります。
原因はウィルスで2種類ありそれぞれに症状が出ます。
口唇ヘルペスは発症すると、はじめは唇の周りが赤くなり、しばらくするとその上に小さな水ぶくれができます。患部にはかゆみや火照りが伴います。
水ぶくれはやがてかさぶたになり、10日前後で治まっていきます。
とはいえ、顔にヘルペスができているのは気になりますよね……。ヘルペスがなくなるまでは、清潔なマスクをつけるなどして対処していきましょう。
性器ヘルペスは、陰部に水泡のようなものができ、破れた後にただれた状態になって、強い痛みを伴います。
原因のウィルスをなくすことはできませんが、今は薬を服用すれば、再発を予防することが可能です。
性器ヘルペスは性行為で感染するため、第四性病ともいわれてます。
ヘルペスの病変部と接触することで、パートナーから感染してしまいます。
性器ヘルペスだけでなく、口唇ヘルペスも患部に触れることで他の人に感染が広がってしまいます。
性器カンジダ症の症状

性器カンジダ症は性行為による感染もあるため、第四性病でもありますが、もともと人が体内に持っていることが多い菌です。酵母感染症とも呼ばれており、数種類のカンジダ属の真菌が起こす感染症です。
免疫力が落ちた時や、何らかのきっかけで、さまざまな症状を引き起こします。
性器カンジダ症の症状は、女性は外陰部にかゆみが起こり、ヨーグルト状のおりものが増えます。
包茎の男性が性器カンジダ症にかかると、かゆみが強くあらわれます。
第四性病と呼ばれるヘルペスやカンジダ症は何度も再発を繰り返すため、抵抗力をつけることが大切です。
カンジダはヘルペスと同様、ストレスや風邪で免疫力が下がった時に発症しやすくなってしまいます。
普段から免疫力が下がらないよう、注意して生活しましょう。特に糖尿病体質の方はカンジダ症を発症しやすいため、予防に努めることが大切です。